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ホーチミン市の医療人材に需給ギャップ 医師747人が応募、看護師などは採用枠の半数

2023年に開催された若手医療従事者向け就職フェアの会場
(C)THANH NIEN

ホーチミン市保健局によると、2026年の第4回医療業界就職フェアに、これまでに970人の医療人材が参加登録した。一方、医療機関94施設が登録した採用枠は806人となっている。

職種別に見ると、医師は応募者が採用需要を上回る一方、看護師や医療技術者などは応募者が不足するという需給のミスマッチが明らかになっている。

医師は応募者747人に対して採用枠327人

9月8日時点で、就職フェアへの参加登録者は970人に達した。

最も多かったのは医師で747人と全体の77%を占めた。次いで看護師が112人(11.5%)、医療技術者が91人(9.4%)、助産師が20人(2.1%)となっている。

これに対し、病院や診療所、地域医療センターなど94の医療機関が登録した採用枠は合計806人である。

内訳は医師327人、看護師・助産師・医療技術者479人となっている。

医師については、応募者747人に対して採用枠は327人と、応募者数が大幅に上回っている。

一方、看護師や医療技術者については、応募者数が医療機関側の需要の約50%にとどまっている。

医療人材全体の不足だけではなく、職種によって人材需給の状況が大きく異なることが今回の就職フェアの登録状況から浮かび上がっている。

9月10日に医療業界就職フェア

第4回となる2026年医療業界就職フェアは、9月10日午前、ホーチミン市のロンザット地域医療センターで開催される。

会場では、参加する医療機関が求職者と直接面接し、その場で採用活動を行う。

今回の特徴は、全国の医師・医療従事者が参加できることである。医師については、診療活動に必要な職業実践許可証を保有していれば参加できる。

応募者は、学位や資格、職業実践許可証などのコピーを持参し、採用側から求められた場合に提出する必要がある。

ホーチミン市保健局は、登録済みの応募者を対象に、市中心部から会場までの送迎バスも運行する。

ファム・ゴック・タック病院が最多の60人

医療機関別では、ファム・ゴック・タック病院の採用予定人数が最も多く、60人となっている。

内訳は、内科、外科、腫瘍科、救急・集中治療などの医師30人と、看護師30人である。

次いで、トゥードゥック地域総合病院が57人を募集する。内訳は医師6人、看護師40人、画像診断技術者5人、検査技術者6人となっている。

3番目に多いのは、リハビリテーション・職業病治療病院で52人。医師12人のほか、看護師やリハビリテーション分野の医療技術者を募集する。

看護師・医療技術者の確保が課題に

今回の就職フェアでは、医師については採用枠を上回る応募者が集まる一方、看護師や医療技術者では人材確保が十分に進んでいない状況が示された。

医療サービスの提供には医師だけでなく、看護師、検査、画像診断、リハビリテーションなど幅広い職種が必要となる。

ホーチミン市が今後、医療体制を拡充していくためには、医師の確保だけでなく、不足する職種の人材をいかに確保するかが重要な課題となりそうだ。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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