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ベトナム警察、親を嫌うFacebookグループ運営者に事情聴取 約1,000人が参加

ベトナムで警察から事情聴取を受ける親や家族への不満をテーマとするFacebookグループを開設・運営していた21歳の女性
(C)THANH NIEN

ベトナム北部フンイエン省の警察は10月7日、親や家族への不満をテーマとするFacebookグループを開設・運営していた21歳の女性から事情を聴いたと発表した。同グループには約1,000人が参加していた。女性は警察からの指導を受け、グループ名を変更したほか、投稿の管理を強化することに同意した。

学生時代に開設、家族への不満がきっかけ

フンイエン省公安のサイバーセキュリティー・ハイテク犯罪対策部門(P05)は、同省在住の女性L.T.C氏(21)に事情を聴いた。

対象となったのは、女性が個人のFacebookアカウントを通じて開設した「親を嫌う人々」という名称のグループである。参加者は約1,000人に上っていた。

女性の説明によると、グループを開設したのは学生時代だった。父母や家族との間で意見の相違や感情的な対立があり、家族の考え方に同意できなかったことがきっかけだったという。

女性は、個人的な考えや感情からグループを作成したものであり、地域の治安や社会秩序に影響を与える意図はなかったと説明した。

グループ名を変更、投稿管理を強化

警察との面談を通じ、女性はソーシャルメディア上でページやグループを開設することによって生じ得る影響について認識を深めた。

特に、否定的な印象を与える名称や内容のグループは、偏った考え方への同調を促したり、世論に好ましくない影響を及ぼしたりする可能性があると指摘された。警察は、こうした影響が学生や若年層に及ぶことにも懸念を示した。

女性は、グループの開設が適切ではなく、インターネット上の世論に悪影響を与える可能性があることを認識した。また、社会秩序や治安への影響につながるリスクについても理解したという。

その後、女性は自発的にグループ名を変更し、投稿内容の審査・管理を厳格化した。さらに、同様の行為を繰り返さないことを約束した。

警察、SNS利用者に「投稿前に考える」よう呼びかけ

フンイエン省公安は今回の事案について、ソーシャルメディアの利用者、とりわけ青少年や学生に対する注意喚起になるとしている。

日常生活では、親子や家族の間で、考え方や接し方、学習・生活方針などをめぐる意見の相違や対立が生じることは避けられない。しかし、一時的な感情をソーシャルメディアに持ち込むと、注目を集めて拡散し、意図しない結果を招く可能性があると警察は指摘する。

ソーシャルメディアは、情報共有や交流、意見交換の場として活用できる一方、怒りをぶつけたり、他者を攻撃・侮辱したり、否定的な考え方を助長したりする場にすべきではないという。

短時間で作成した投稿であっても、長期間にわたって残り、複製・共有され、多くの人の目に触れる可能性がある。

同省公安は、SNSの利用は一見簡単に思えるものの、アカウントの開設、投稿、共有のそれぞれに利用者としての責任が伴うと強調した。

特に若年層に対し、「投稿する前に考える、共有する前に事実を確かめる、ネット上に発信した内容に責任を持つ」という習慣を身につけるよう呼びかけている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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