ニョンホイA工業団地は、サイゴン・ニョンホイ工業団地株式会社(SNP)が2006年に、ビンディン省クイニョン市に建設した総面積630ヘクタールの工業団地です。ニョンホイA工業団地は、ビンディン省の中心都市であるクイニョン市に所在しており、クイニョン国際港から約8㎞、フーカット空港から約30㎞に位置しています。
ビンディン省は、政府がインフラ整備を重点的に展開すると表明している地域であり、今後、売氏系企業にとってさらに進出しやすい環境が整備されることが期待されています。
特徴
ニョンホイA工業団地は、北部や南部の主要工業団地と比較した場合、土地代が安く、労働力も安価になります。また、政府がインフラ整備を集中的に進めるという方針を打ち出しており、投資の費用対効果という面で高い優位性があります。また、付近には、国道、港湾、空港があり、生活環境も充実しています。
優遇税制
ニョンホイA工業団地に入居する企業は、優遇税制措置の適用対象になります。まず、事業開始時点から5年間は国外で生産された原材料や半製品の輸入関税が免除されます。
また、事業開始から15年間は、法人税が通常税率の20%から減税されて10%が適用されます。さらに最初の4年間は法人税が免除となり、その後5年間も50%の減税措置が適用されます。
