―― ベトナム人はオンラインゲームが好きなようですね。eスポーツに関する話題を良く見かけます。
チュック そうですね。家でインターネットを利用できても、より高速な通信環境でゲームをするために、日本で言うネットカフェのような店舗を利用する人も多くいます。
―― ベトナムにもネットカフェがあるのですね。
チュック はい。ただ、日本とはちょっと違います。ベトナムのネットカフェには基本的にパソコンが設置されているだけで、日本のような個室やシャワーなどの設備はありません。
また、このようなネットカフェは、一般的には法令上「公共のオンラインゲーム提供施設」とみなされるため、午前8時から午後10時までの時間帯に限り営業が認められています。
―― そうですか。ネットカフェといえば、24時間営業というイメージがありました。
チュック この営業時間の制限に違反した場合、ネットカフェの運営者には最大1500万VND(約9万1500円)の罰金が科される可能性があります。
また、営業時間を過ぎても店内に残ってゲームをしていた利用者には、最大100万VND(約6100円)の罰金が科されることになっています。
―― 利用者まで罰金を科されるのですか。かなり厳しいですね。
チュック そうですね。利用者側もルールをきちんと守らなければなりません。ちなみに、ゲーム内の仮想アイテムを売買する行為も禁止されており、違反した場合は罰金の対象となります。おそらく、ゲーム上の詐欺被害を防止するためだと思います。
―― 利用者を守るためのルールもあるんですね。
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Phan Dang Hoang Truc ファン・ダン・ホアン・チュック
長島・大野・常松法律事務所ホーチミン・オフィスのパラリーガル。2019年ホーチミン市法科大学卒業。2024年名古屋大学大学院法学研究科博士取得。法令リサーチ等弁護士の業務のサポートを担当。