警察は、ハノイ市のミーディンスタジアム周辺で超高級車のフェラーリ488が引き起こした交通死亡事故の捜査のため、周辺の監視カメラを確認している。
10月31日の朝、フェラーリがバイクと衝突しバイクを運転していた男性が死亡した事故について、ハノイ警察刑事課は、交通警察と協力して、ミーディンスタジアム周辺の監視カメラを確認し、事故の原因を調査している。
「現場周辺の全ての監視カメラの記録を確認します。」と捜査関係者は話し、この事故には外国の要素が含まれるため、交通事故の捜査記録と車両は、ハノイ警察刑事課に引き渡されたと述べた。
現場検証の結果、事故を起こしたフェラーリ488は外交官ナンバーをつけていたことが分かっている。車両は、ある国の在ベトナム大使館の所有となっている。自己の際に車を運転していたのはH.B.V（1997年生まれ）とみられているが、今のところ警察の事情聴取は受けていない。
事件後に車の運転席に座る若い女性の画像がSNS上に拡散したが、この女性の証言によると運転していたのは、別の男性（H.B.V）で、事故後に現場から立ち去っている
10月31日の午前3時45分ごろ、真っ赤なフェラーリ488がレクアンダオ通りからミーディンスタジアムに向けて走行していた。その後、スタジアムのゲート付近でこの車は、50代の男性が運転するバイクに衝突した。
交通警察によるとこの事故によりバイクを運転していた男性はその場で死亡した。フェラーリはフロント部分が破損し、バイクは変形した状態で路上に転がった。
出典：31/10/2022 VNEXPRESS
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