4日間の大雨で北部・北中部に洪水被害
ベトナム北部から北中部にかけて、9月16日まで4日間にわたって大雨が続き、各地で洪水や土砂災害による被害が拡大している。
河川の水位が急上昇した地域では住宅の浸水が相次いだほか、道路の冠水によって集落が孤立するケースも発生している。各地で住民の避難も行われている。
ニンビン省では600戸以上が浸水
ニンビン省では、ホアンロン川とダイ川の水位が急速に上昇し、複数の地域で浸水が発生した。
ザー・ビエン地区のホアンロン川沿いにあるケンガー村では、600戸以上の住宅が0.5~1メートルの浸水被害を受けた。
タインホア省では洪水が警戒水位3を超える
タインホア省では、ブオイ川の水位が上昇し、警戒水位3を超えた。
省道523号線と国道217B号線の一部区間では深刻な浸水が発生し、キムタンからタインビンにかけて多数の住宅が浸水した。
タインビン地区では300戸以上が洪水に見舞われたほか、土砂災害によって15世帯が影響を受けた。
また、タインホア省では16日だけで191世帯が避難した。タッククアン、スアンタイ、タインフォンの各地区では7つの集落が浸水によって孤立し、613世帯の生活に影響が出ている。
ゲアン省では高齢者や子どもを避難
ゲアン省でも低地を中心に河川の水位が上昇し、ドンヒウ、ギアロック、クインバンなどで浸水が発生した。
15日夜から16日未明にかけて、当局はボートや小型船を出動させ、高齢者や子どもを安全な場所へ避難させた。
山間部のタムタイ地区では、大雨によって7つの集落に住む631世帯が孤立。省道541B号線では3カ所の橋が冠水し、交通が寸断された。
フート省では1,000人超が避難対象に
フート省では16日午後までに、大雨による土砂災害で11戸の住宅が損壊し、141世帯が浸水した。
さらに、住民への影響が懸念される土砂災害危険箇所が19カ所確認されている。
このうち252世帯、1,040人以上が移転・避難を余儀なくされた。
また、地区や集落を結ぶ道路では20カ所で土砂災害が発生したほか、各地で道路の冠水も確認され、401世帯が孤立する事態となっている。
ハノイでも浸水被害
大雨の影響は首都ハノイにも及んでおり、16日には120世帯が浸水による影響を受けた。
北部・北中部では河川の増水だけでなく、山間部での土砂災害や道路の冠水も重なり、地域によって被害の形態が異なっている。
17日夜まで大雨続く見込み
ベトナムの国家気象予報センターによると、9月16日夕方から17日夜にかけても北部各省で大雨が続く見通しである。
この期間の降雨量は50~90ミリ程度、局地的には200ミリを超える可能性がある。
国家民間防衛指導委員会は16日、フートー、タインホア、ニンビンの3省に対して洪水対策を進め、堤防の安全確保や浸水リスクの高い地域からの住民避難を事前に進めるよう指示した。
すでに各地で浸水や土砂災害、交通の寸断が発生していることから、今後の降雨による被害拡大に警戒が必要となっている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN





























