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外国人客の「異常な電力使用」に警鐘 ベトナム警察、サイバー詐欺拠点の兆候を指摘

サイバー詐欺拠点の摘発を進めるベトナムの警察
(C)THANH NIEN

外国人によるサイバー犯罪拠点の兆候に警戒呼びかけ

ベトナム北部のフート省警察は、地域住民および宿泊施設に対し、外国人によるサイバー犯罪の未然防止と早期発見に向けた警告を発出した。

警察は、密閉的な生活様式や異常な電力消費など、不審な行動を示す外国人に注意するよう呼びかけている。

東南アジアの取り締まり強化でベトナムへ流入

当局によると、東南アジア、特にカンボジアでサイバー犯罪組織への取り締まりが強化されたことを受け、一部の犯罪グループが出入国制度を悪用してベトナムに移動し、活動を継続している。

これまでに全国の警察は、外国人が主導する大規模な詐欺組織を複数摘発している。

SNSやマッチングアプリを悪用した巧妙な詐欺

捜査結果によれば、犯罪グループは以下の手口で被害者に接触している。

  • マッチングアプリ
  • SNS
  • メッセージングアプリ
  • オンラインゲーム

また、外交官や外国人実業家を装い、取引の保証金などを名目に送金を要求するケースも確認されている。

観光ビザで入国、拠点を分散して活動

これらの人物は主に観光ビザや短期労働ビザで入国し、その後住宅を借りて活動拠点とする。

内部では「フロント企業(ダミー会社)」を設立し、小規模なグループに分散して活動することで、当局の摘発を逃れているという。

「密室生活」「電力急増」など具体的な不審兆候

フート省警察は、宿泊施設が特に注意すべき兆候として以下を挙げている。

  • 外部との接触が少なく、極端に閉鎖的な生活
  • 常にドアや窓を閉め、カーテンやシールで遮断
  • 室内に多数の電子機器(PC、スマートフォン、通信機器など)を設置
  • 高速インターネット回線の使用
  • 電力消費が通常より大幅に増加

また、ベトナム人名義での賃貸契約や、居住登録(暫定滞在届)の未提出・回避といった行動も確認されている。

宿泊施設と住民に法令順守を要請

当局は、宿泊施設および住民に対し、以下の対応を徹底するよう求めている。

  • 外国人宿泊者のパスポート・ビザ原本の確認
  • 情報の正確性チェック
  • 規定に基づく迅速な滞在登録の実施

警察は「住民および企業の協力が、サイバー犯罪の抑止と地域の治安維持に重要な役割を果たす」と強調している。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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