隔離期間終了時に保護者がF1の生徒の簡易検査を実施し、陰性結果をメッセージで担任教師に送信すれば、再度学校へ通うことができる。
3月2日の午後、ホーチミン市人民委員会は、保健局と教育訓練局の提案に基づき、F0とF1の生徒の管理ガイドラインの一部を修正した。
それによると、F1となった生徒は地域の医療センターで陰性証明書を取得する必要はない。ワクチン接種済みの子供の場合は5日目、ワクチン未接種の子供の場合は7日目に保護者が簡易検査をおこなって結果を担任にメール、SMS、Zaloなどで送るだけでよい。
もし自宅に検査キットがない場合、保護者は子供を医療ステーションに連れていき、医療スタッフが検査を実施する。この結果も上記同様担任に送信すればよい。
他にもホーチミン市人民委員会では、学校内でのF1の取り扱いプロセスも変更した。F0が確認されると、地域の医療施設が学校と協力して、感染が疑われる症状のある生徒と教員に簡易検査または、PCR検査を実施する。
以前の規定では、学校側はF0のいたクラスの全てのF1の生徒と教員の簡易検査を実施する必要があった。
今週初めに学校に通う子供たちの保護者は、F1の子供が学校へ戻るために医療ステーションや病院の陰性証明書を取得する必要があるという規定に対して反対の声を上げた。この規定は、多くの人の労力、時間、お金を奪うものだからだ。F0が確認されたときに全てのF1の検査を実施しなければならないという規定は、充分な検査キットや医療設備を購入する余裕がない多くの学校も困難な状況に陥らせた。
ホーチミン市第一小児病院の感染症科の元主任であったチューン・フー・カイン医師は、全てのF1への検査実施は、不要であり、地域の医療チームの負荷を高めるだけだと指摘する。
カイン医師によれば、異常な兆候があるF1の生徒にのみ検査を実施し、残りの生徒は規定に従って5~7日間の隔離をおこない、元気であればそのまま学校に戻っても問題ないとのことだ。
出典:03/03/2022 VNEXPRESS
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