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【新型コロナ】保健省、ワクチン未接種の子供の外出を制限するよう勧告

(C)ZING NEWS

ベトナム保健省は、18歳未満の子供はCOVID-19ワクチンを接種していないので、両親や保護者は、真に必要な場合を除き子供たちを外出させないようにする必要があると勧告している。

一部の都市が活動を再開した時の子供の移動に関して保健省は、どうしても18歳未満の子供を外出させる必要がある場合、5Kルールを徹底するように注意喚起を促す。

子供へのCOVID-19ワクチン接種方針に関して保健省は、5歳から17歳までの子供に対するワクチン接種ガイドラインを作成している。

このガイドライン作成チームの代表は、今回のガイドラインは世界保健機関(WHO)が推奨するワクチン接種実施プロセスと諸外国の経験を統合的に判断して作成していると述べた。子供へのワクチン接種プロセスには、スクリーニング検査も含まれている。

10月2日の午後に開かれた政府の定例記者会見で、保健省のドー・スアン・トゥエン副大臣は、保健省は、予防医療局と全国ワクチン評議会に対して、18歳未満の子供へのワクチン接種を実施するために各ワクチンの種類ごとに研究、調査を進めるように指示したと明かした。この研究成果について出来るだけ早期に発表が出来るように現在、各専門家と研究機関への意見聴取が進められている。

最近になって保健省は、2022年用のワクチン購入のためにワクチンメーカーと交渉を始めた。その中で保健省は、5歳以上の子供用ワクチンの購入も予定しているとみられている。

取材に対してホーチミン市保健局のある幹部は、ホーチミン市は保健省からの指示を待っている段階で、適切なワクチンが十分確保できれば、子供向けの安全なワクチン接種を進める可能性があると答えた。

指示18号の実施ロードマップに関する記者会見において、ホーチミン市人民委員会のレ・ホア・ビン副主席は、ホーチミン市は18歳未満の子供については医療申告によって管理していく予定だと述べた。さらに、ホーチミン市の活動再開ロードマップでは、ホーチミン市内の生徒はオンライン授業を継続することになっており、学校へ行く必要はない。そのため、ホーチミン市人民委員会では、必要最低限以外の子供たちの外出を避けるように勧告している。

「現在、保健省は18歳以下の子供のワクチン接種について明確な規定やガイドラインを出していません。子供は国家の財産です。そのため、各家庭では、子供たちを不用意に外出させて健康へ影響が出るのを防ぐようにすべきです。」とビン副主席は述べた。

子供へのワクチン接種についてホーチミン市第1小児病院のチューン・フー・カイン医師は、現段階では、保護者は子供へのワクチン接種を安易に急ぐべきではないと指摘する。COVID-19ワクチンは、研究が急速に進められてはいるものの、まだ新しく登場したばかりで子供への接種については、慎重に検討する必要がある。

「これまでの様々な病気のワクチンは、通常子供への接種についても研究がおこなわれていました。しかし、COVID-19ワクチンについては、成人を対象に研究が進められています。子供へのワクチン接種については、生産技術や研究データなどを含め多角的に検討する必要があるでしょう。」とカイン医師は説明する。

出典:05/10/2021 ZING NEWS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作