5月7日、ゲアン省のトゥーンズーン観測所がベトナム国内で観測史上最高気温となる44.2℃を記録した。
トゥーンズーン観測所の44.2℃は、昨日タインホア省のホイスアン観測所で記録された過去最高気温の44.1℃を上回っている。この地域の猛暑の原因はフェーン現象によるものとみられている。
国立気象予報センターによれば、5月7日に寒気がベトナム北東部に到達したため、7日の夜から8日の早朝にかけて、ベトナム北西部と北中部ではレベル2～3の強風と20～40mmの雨が降ると予測されており、ところによっては70㎜以上の雨が降る可能性もある。
アメリカの気象予測サイトAccuweatherによれば、ハノイの気温は5月8日に22～27℃まで下がり、その後週半ばにかけて35℃近くまで上昇し、週末には再度下がると予測されている。標高が1500m以上のサパのような地域では今週最高気温が21～23度前後まで下がり、最低気温も14℃前後まで下がると予測されている。
5月の気象予測では、全国的に平均気温が例年より0.5～1℃高くなり、特に北西部では平均気温が例年より1.5℃以上高くなるとされている。北部と中部ではエルニーニョ現象の影響によって厳しい暑さが続き、降雨量は少なくなると予測されている。
出典：07/05/2023 VNEXPRESS
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