ホーチミン市、都市鉄道網の再編方針を承認
ホーチミン市人民委員会は、都市鉄道(メトロ)2号線および3号線に関する研究範囲の調整方針を承認した。これにより、両路線の結節点として「タオダン駅」を中心とする新たな都市鉄道ネットワーク構想が進められることとなった。
メトロ2号線、旧ビンズンから市中心部タオダン駅へ延伸
メトロ2号線(トゥー・ザウ・モット市―ホーチミン市)は、旧ビンズン省のトゥー・ザウ・モット市からホーチミン市中心部のタオダン駅まで直結する方向で研究が進められている。
同路線は当初、旧トゥアンアン市ビンフー地区までを想定していたが、今回の調整により15km以上延伸され、全長は約38.9kmとなる見込みである。
また本路線は、ビンズン新都市―スオイティエン間のメトロ1号線と接続する計画であり、北東部広域から中心部へのアクセス強化が期待されている。
メトロ3号線はタオダン駅起点へ再構成
一方、メトロ3号線は従来の計画(旧ホーチミン市案)から大幅に再編される。
旧ビンチャイン地区アンハーから旧トゥードゥック市ヒエップビンフオック車両基地までの路線は見直され、タオダン駅を起点としアンハー方面へ向かう形に変更される。これにより、全長は約32.5kmとなる見通しである。
タオダン駅が都市鉄道の主要ハブに
今回の再編により、タオダン駅は都市鉄道網の重要な結節点となる。
メトロ2号線の終点であると同時に、メトロ3号線の起点ともなることで、東西および北東方面を結ぶ乗換ハブとしての機能が強化される構造となる。
投資計画と都市鉄道整備の加速
ホーチミン市人民委員会は、財務局に対し投資主の再指定や中期公共投資計画(2026~2030年)の資金追加を検討するよう指示した。
また都市鉄道管理委員会(MAUR)と連携し、各年度の資金計画を調整し、整備スケジュールに支障が出ないよう対応を進める方針である。
都市鉄道マスタープランの見直しへ
建設局は関係機関と協力し、2026年第2四半期までにホーチミン市の都市鉄道ネットワーク全体の見直し報告書を完成させる任務を負う。
この結果は都市マスタープランの更新に反映され、政府の承認を受ける形で正式化される予定である。
近く報告書を取りまとめ、都市鉄道会議へ提出
市人民委員会は、関係機関に対し、都市鉄道発展に関する指導委員会への報告を早急に取りまとめるよう求めている。次回会議において、両プロジェクトの進捗と計画調整が議題となる見通しである。



















