ベトナムのレ・ホアイ・チュン外相は6月20日から22日にかけて、トー・ラム書記長兼国家主席の特使としてキューバを訪問した。
今回の訪問では、ベトナム共産党第14回党大会の結果をキューバ共産党に報告するとともに、両党・両国間の協力関係について意見交換を行った。
キューバ首脳と相次ぎ会談
訪問期間中、レ・ホアイ・チュン外相は、ミゲル・ディアス=カネル国家主席兼共産党第一書記、マヌエル・マレロ首相と会談したほか、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相とも協議を行った。
また6月22日には、ミゲル・ディアス=カネル国家主席兼第一書記の主宰のもと、キューバ共産党中央委員会が開催した会議で、ベトナム共産党第14回党大会の結果について説明した。同会議には政治局員や書記局員らが出席した。
ベトナムの改革経験を紹介
レ・ホアイ・チュン外相は、ベトナム共産党第14回党大会の文書や政治局決議に基づき、過去40年間にわたる社会主義志向の改革(ドイモイ)政策について説明した。
改革の理論的・実務的な成果や経験を共有するとともに、キューバが最近承認した包括的な経済改革・制度改革の取り組みを高く評価した。
また、ベトナムは引き続きキューバとの連帯を重視し、両国の発展や国際社会の平和と安定に向けた協力を推進していく考えを示した。
キューバ側「ベトナムの経験は参考になる」
キューバ側は、トー・ラム書記長兼国家主席が特使を派遣したことについて、両党・両国間の特別な信頼関係を示すものだと歓迎した。
ミゲル・ディアス=カネル国家主席兼第一書記とマヌエル・マレロ首相は、ベトナムが40年間のドイモイ政策で培った理論的・実務的な経験は、キューバが進める改革を検討する上で大いに参考になるとの認識を示した。
農業・水産分野の協力拡大を評価
双方は近年の協力成果についても確認した。
特に農業や水産業分野での協力が進展していることを評価し、今後も高官往来や関係機関同士の協力を拡大していくことで一致した。
また、2026年に予定されるフィデル・カストロ氏の生誕100周年に合わせ、両国で記念行事を共同開催する方針を確認した。
さらに、両国国民や若者同士の交流促進にも取り組む考えを示した。
国際舞台での連携継続を確認
両国は、既存の二国間協力メカニズムを活用しながら、国際社会でも連携を強化する方針を確認した。
具体的には、国連や非同盟運動などの多国間枠組みにおいて、引き続き相互支援を行う考えで一致した。




















