FIFA ASEAN カップは9月24日、香港でディビジョン2の試合が始まり、ディビジョン1は9月25日にインドネシアで開幕する。これは東南アジア各国の代表チームが参加する大会だが、開幕直前になっても放映権を取得した放送局は一部にとどまっている。
特にベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールでは、9月24日時点で正式な放送局が決まっておらず、主要国で「テレビ中継なし」となる可能性が浮上している。
ディビジョン1の放映権を取得したのはわずか4局
9月25日にインドネシアで始まるディビジョン1には、東南アジアの主要代表チームに加え、招待チームとしてバングラデシュとパキスタンが参加する。
しかし、現時点でこのカテゴリーの放映権を取得しているのは、オーストラリアのSBS、タイのT Sports、バングラデシュのToffee、インドネシアのEmtekの4局に限られている。
なかでも注目されるのが、参加チームのないオーストラリアのSBSが放映権を取得したことである。
東南アジアでは、開催国インドネシアのEmtekが放映権を取得しているが、放送するのは同国代表の試合のみとされており、契約金額は明らかにされていない。
ディビジョン2は香港とラオスが取得
ディビジョン2については、香港のViuTVとラオスのLaoTVが放映権を取得している。
また、FIFA+と米国のDAZNも一部の試合を無料で配信する予定だが、地域による視聴制限が設けられている。
そのため、東南アジアの主要国で自国代表の試合をテレビや通常の配信サービスで視聴できる環境が整っているとは言いにくい状況となっている。
放映権料は最大300万USDから200万USDに下がったとの情報も
背景にあるとみられるのが、高額な放映権料である。
東南アジアの報道によると、FIFAの商業パートナーは当初、FIFA ASEAN Cupの放映権を最大300万USDで提示したとされる。その後、260万USDまで引き下げられたとタイ紙Thairathが報じており、さらに最近では、200万USDまで価格が下がったとの情報も出ている。
それでも放送局側にとっては依然として高額であり、各国で放映権の取得が進まない要因になっているとみられる。
タイでは放映権を購入しない方針
タイでは、Jasmine International Public Company(JAS)がFIFA ASEANカップの放映権を購入しないと表明している。
マレーシアとシンガポールでも、現時点で放映権を取得した放送事業者は確認されていない。
ベトナムでも9月24日時点で、FIFA ASEAN カップの正式な放映権を取得した企業や放送事業者は発表されていない。
開幕直前の放映権取得はあるのか
大会開幕まで残された時間はわずかである。
今後24~48時間の間に放映権をめぐる交渉が進み、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールの放送事業者が新たに権利を取得する可能性も残されている。
東南アジアの代表チームが参加し、各国で高い関心が予想される大会であるだけに、開幕直前になっても主要国で放送体制が固まっていないことは、今回の大会をめぐる大きな特徴となっている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN
























