ベトナム南部ホーチミン市で、法定基準の最高区分に当たる飲酒運転違反を犯しながら、配車アプリで乗客を受け付けたり、実際に乗客を乗せて運転したりするドライバーが相次いで摘発された。交通警察は、配車サービス各社に対して運転手の管理・監視を強化するよう求めている。
飲酒運転違反のまま乗客を受け付け
ホーチミン市警察交通警察部門は10月20日、バンコー交通警察隊が、配車サービスのドライバーによる深刻な飲酒運転違反を複数確認し、処分したと発表した。
摘発されたドライバーの中には、飲酒運転の違反基準で最も重い区分に該当する状態でありながら、配車アプリを起動して乗車依頼を受け付けたり、乗客を迎えに向かったりしていた者がいた。さらに、実際に乗客を乗せた状態で運転していたケースも確認された。
バイクを運転していた場合、この区分の飲酒運転違反には、800万~1,000万VNDの罰金が科されるほか、運転免許の使用権が22~24カ月停止される。
飲酒運転は乗客や周囲の人々の命を脅かす
交通警察は、飲酒後の運転は交通事故につながる危険性が高く、乗客やほかの道路利用者の生命、健康、財産を直接脅かす行為だと警告している。
特に、乗客を運ぶ仕事に従事するドライバーの場合、飲酒運転は本人の安全だけでなく、職業上の信用や生計、利用者からの信頼にも影響する。交通警察は、どのような乗車依頼や収入であっても、自分や社会全体の安全と引き換えにする価値はないと訴えた。
配車サービス各社にドライバー管理の強化を要請
ホーチミン市交通警察は、違反の予防に向け、配車サービスを提供する企業に対し、交通秩序・安全に関する法令をドライバーに周知し、遵守を徹底するよう求めている。
さらに、業務中のドライバーが飲酒して運転する危険を早期に把握し、未然に防ぐため、企業側に適切な管理・監視策の導入を検討するよう要請した。
ドライバー自身にも、飲酒後は距離の短い移動であっても、また配車依頼を受け付けている最中であっても、絶対に運転しないよう呼びかけている。
利用者にも安全な移動手段の選択を呼びかけ
交通警察は、飲酒した市民に対しても、安全な移動手段をあらかじめ選ぶよう促している。また、運転手が飲酒していると気付いた場合には、そのまま乗車を続けず、自身と周囲の安全を守るための行動を取るよう注意を呼びかけた。
今回の摘発は、配車アプリを利用していること自体が安全を保証するわけではなく、ドライバー個人の法令遵守に加え、サービス提供企業による管理体制も重要であることを示している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



























