ベトナム国立気象予報センターによると、南西モンスーンが活発化した影響で、ホーチミン市および南部各地では2日午後から夜間にかけて広範囲で大雨となった。今回の降雨は4日まで続く見込みで、その後徐々に弱まると予想されている。
南部各地で局地的な豪雨を観測
3日未明から早朝にかけて、南部およびラムドン省では各地でにわか雨や雷雨が発生した。
観測された降水量は、タイニン省タインホアで155mm、ドンナイ省ドンフーで132mm、ラムドン省キエンドゥックで98mm、アンザン省フーコックで85.2mmなどとなっており、一部地域では非常に激しい雨が記録された。
気象当局は3日の日中から夜にかけても、南部およびラムドン省で雷雨と大雨が続くと予測している。降水量は広い範囲で20~50mm、局地的には100mmを超える可能性があり、雨のピークは午後から夕方にかけてとなる見込みである。
ホーチミン市でも激しい雷雨の恐れ
ホーチミン市では曇天が続き、所によりやや強い雨から大雨、雷雨となる見通しである。
特に午後から夕方にかけて降雨が強まる可能性があり、一部地域では非常に激しい雨となる恐れがある。雷雨時には突風、落雷、ひょうなどが発生する可能性もあるとして注意が呼びかけられている。
なお、日中の最高気温は30~32℃程度と予想されている。
中部沿岸や北部山間部でも雨
3日午後から夜にかけては、中部高原地域のほか、ザライ省東部、ダクラク省、カインホア省でも雷雨が発生する見込みである。
これらの地域では10~30mm程度の降雨が予想され、局地的には70mmを超える可能性がある。
また、北部山岳地帯でも散発的な雷雨が予想されており、降水量は10~30mm、一部では70mmに達する見込みである。
南シナ海では強風と高波に警戒
今回の悪天候は、南中部沿岸を通る低気圧帯と南シナ海中央部の低圧部が連動していることが要因とされる。
この影響で、3日はカインホア省からカマウ省沖、南シナ海中部・南部海域(チュオンサ諸島海域を含む)で南西風が風力6に達し、瞬間的には風力7~8まで強まる見込みである。
波の高さは2~4mとなり、海上はしける見通しである。
さらに4日も同海域では強風が続くと予想されており、気象当局は自然災害リスクレベル2を発令している。
船舶に注意呼びかけ
気象当局は、南シナ海中部・南部、カインホア省からカマウ省沖、カマウ省からアンザン省沖、タイ湾などを航行するすべての船舶に対し、強風や高波、雷雨に伴う竜巻状突風の影響を受ける危険性が高いとして警戒を呼びかけている。




















