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ホーチミン高速道路、運転中のスマホ操作を1時間後に検知 車載カメラで違反を確認

車載カメラの映像で運転中のスマホ使用が確認されたドライバー
(C)THANH NIEN

ホーチミン市とドンナイ省をつなぐロンタイン-ザウザイ高速道路で、運転中にスマートフォンを使用した運転手が、違反から1時間以上経過した後に交通警察(CSGT)に検挙された。車内カメラの映像を確認したもので、交通違反の取り締まりにおいて、走行中の車両から取得されるデータの活用が進んでいる。

違反から1時間以上後に発見

ホーチミン市の高速道路交通警察第6隊は8月17日、車内カメラや走行監視装置のデータを活用し、過去に発生した交通違反の摘発を強化していると明らかにした。

8月16日午後1時、ホーチミン市―ロンタイン―ザウザイ高速道路のロンフオック料金所で、同隊が大型トレーラーを停止させて検査した。

その際、車内カメラの映像を確認したところ、同日午前11時42分ごろ、運転手が手にスマートフォンを持って操作しながら運転していたことが判明した。

違反行為が行われてから、警察が車両を停止させるまでには1時間以上が経過していたことになる。

車内カメラの映像が証拠となったことで、交通警察は違反が発生した現場に直接立ち会っていなくても、後から運転手の行為を確認し、処分することができた。

この違反に対し、運転手には500万VNDの罰金と運転免許証4点の減点が科された。

運転時間超過も走行データから摘発

交通警察は車内カメラだけでなく、車両の位置情報や運行監視装置から得られるデータも、営業車両の運転時間規制の取り締まりに活用している。

8月15日午前11時34分には、ミーフック―タンバン道路で、ホーチミン市警察交通警察所属のビンチエウ交通警察隊が、運転時間に関する規定に違反したケースを摘発した。

このケースでは、運転手だけでなく、違反状態で従業員に営業用自動車を運転させた事業者も処分対象となった。

さらに8月13日には、高速道路交通警察第6隊が車両の走行監視データから別の違反を発見した。

検査の結果、運転手は5時間44分連続して運転していたことが確認された。規定では連続運転は4時間を超えてはならない。

この違反により、運転手には400万VNDの罰金と運転免許証2点の減点が科される。

また、車両を所有するT.P運輸サービス協同組合についても、規定を超えて営業車両を従業員に運転させたとして、1,000万VNDの罰金が科された。

「警察に見られていないから大丈夫」ではない時代に

交通警察によると、4時間を超える連続運転は、疲労や眠気を増大させ、周囲への注意力や危険を察知して対応する能力を低下させる。重大な交通事故につながるリスクも高まるため、運送事業者と運転手の双方に規定の順守が求められている。

今回の事例からも、交通違反の取り締まりは、警察官が道路上で直接違反を目撃した場合だけに限られないことが分かる。

「警察が見ていないから大丈夫」という考え方は通用しにくくなっている。

車内カメラと運行監視装置が違反を記録

今回確認された2種類の違反では、使用されたデータが異なる。

運転中のスマートフォン使用については、車内カメラの映像を取り出して、車両停止前の運転手の行動を確認した。

一方、運転時間の超過については、車両の位置情報や運行監視装置に記録されたデータを確認した。

こうしたデータを活用することで、交通警察が違反発生時に現場にいなくても、後から違反行為を確認できるようになっている。

特に営業車両では、運転時間をデータによって継続的に確認できるため、長時間運転による疲労や眠気を早期に抑止する効果も期待される。

走行中の行動そのものが監視対象に

今回の事例は、ベトナムの交通取り締まりが、道路上での現場確認から、車両に蓄積されたデータを活用する方式へと広がっていることを示している。

運転手には、交通警察の姿が見えるかどうかにかかわらず、走行中の規定を守ることが求められる。

特に営業車両の運転手は、運転時間を自ら管理し、適切な休憩を確保することが重要となる。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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