ホーチミン市警察は8月20日、2025年12月15日から2026年7月14日までの7カ月間に、道路・内陸水路で約80万8,000件の交通違反を摘発・処理したと発表した。このうち約28万件は、監視カメラや業務用機器、市民からの通報などを通じて確認された「遠隔摘発(phạt nguội)」だった。
カメラなどによる摘発が約28万件
期間中、道路交通では約80万件の違反を摘発した。
このうち約52万件は、交通警察(CSGT)が現場で直接違反を確認して行政処分の手続きを行った。一方、残る約28万件は、道路監視カメラや業務用機器による記録、市民から寄せられた情報などをもとに違反を確認し、後日通知する方式で処理された。
ホーチミン市では、交通監視カメラなどを活用した取り締まりが進められており、現場に警察官がいない場所でも交通違反が記録されるケースが増えている。
罰金は7カ月で約8400億VND
道路交通違反に対する処分では、約35万件について罰金処分を執行し、総額は約8,400億VNDに達した。
また、3万1,000件以上で運転免許を一時停止処分とし、6万2,000件以上で運転免許の点数を減点した。
違反車両の一時保管も約19万台に上り、その内訳は乗用車などが約700台、バイクが17万台以上、その他の車両が1万6,000台以上となった。
内陸水路でも約8,000件の違反を摘発し、約160億VNDの罰金を科した。道路と内陸水路を合わせた7カ月間の罰金総額は約8,500億VNDとなった。
速度超過と飲酒・薬物違反が目立つ
重点的な取り締まりでは、速度超過が約17万件、飲酒・薬物関連の違反が約15万件確認された。
このほか、過積載や車両の規定寸法超過、荷台の改造などの違反も1,000件以上処理された。
ホーチミン市警察は、速度超過や飲酒、薬物使用に関連する違反は、交通事故に直結する危険性が高いとして、今後も重点的に取り締まる方針である。
交通事故は3項目すべて減少
一方、同じ期間にホーチミン市で発生した交通事故は938件で、476人が死亡、494人が負傷した。
前年同期と比較すると、事故件数は225件、19%減少。死者数は111人、19%減少し、負傷者数も182人、27%減少した。
事故件数、死者数、負傷者数の3項目すべてで減少したことになる。
ホーチミン市警察は、交通秩序と安全の確保に向けて、パトロールや取り締まりの強化に加え、交通整理や道路の構造・運用上の問題の改善にも取り組んでいる。
ただ、一部の道路や地域では事故件数や死者、負傷者が増加しており、交通安全をめぐる課題がすべて解消されたわけではない。
今後は個々の事故について、原因や発生した道路、時間帯、車両の種類、関係した当事者などを詳しく分析し、事故を実質的かつ持続的に減らすための対策を進めるとしている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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