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専門でないから…その丸投げ、危険です|今こそ必要な「棚卸し」と管理者責任|IT回りはデンジャラス Vol.38

株式会社チロロネット 安藤社長

 Webサイトもメールも、管理者による管理下において、公開・運用されています。例えば、どのようなサイトが公開されているのか、どのような仕組みで稼動しているのか、どのくらいアクセスがあるのか、管理画面には誰がログインできるのか、前回パスワードを変更したのはいつか等々、本来ならば把握しておかなければならないはずです。

 ところが、「よくわからない」、「専門ではない」という理由で、「管理者」の業務を放棄(丸投げ)していないでしょうか。

不正ログインの脅威と「パスワード使い回し」に潜むハッキングリスク

 昨今、不正アクセスによる被害が増えています。正規の手段ではない方法で入手したアカウントのパスワードを用いてログインすることを、「不正ログイン」と呼びます。これは、パスワード総当たり攻撃で入手したパスワードが原因とは限りません。

 例えば、「一本化」した同じパスワードを使い回していた場合、どこかでログイン情報が漏れると辞書に登録され、意外と早くハッキングされます。身代金を要求されたり、データを全削除されたり、その際の責任は「管理者」にあり、いざ事件が起きれば「なぜ把握していなかったのか」と追求されます。

知らない間に加害者に?今すぐ必要なIT関連の「棚卸し」

 一度、IT関連の棚卸しをして全容を把握し、「紙に残しておく」のも悪くない話です。なぜなら、PCがハッキングされたら、データは開けなくなりますから。

 一方で、把握できていないのならば、「脱IT」をすべきかもしれません。攻撃の多くは、「把握されていない」IT資産(Web、メール、ネットワーク機器等)から行われており、知らない間に加害者になっているからです。

著者紹介:安藤究真 Kyuma Ando
サーバー一筋23年。2000年に株式会社チロロネットを創業してレンタルサーバーサービスの提供を開始。2015年にチロロネットベトナムを設立。2018年からはベトナムでもサーバー・クラウドサービスを提供している。

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