2024年、労働者の平均月収が850万VNDに達する見込みで、2020年から190万VND増加している。
労働・傷病兵・社会省は、12月27日に公表したレポートの中で平均月収の増加理由について具体的に説明していないが、一般的な見方として最低賃金の上昇が影響しているとしている。
2020年から2024年にかけて公務員の給与は2023年7月と2024年7月の2回調整され、149万VNDから234万VNDに引上げられた。民間企業の最低賃金も2020年、2023年、2024年の3回調整され、直近の2024年7月には約6％引き上げられた。
2024年12月18日時点で、失業手当を申請している労働者数は約90万700人となり、前年同期から16％減少した。このうち88万3000人の労働者が失業手当の給付が決定しており、職業訓練の支援を受けている人は2万3300人となっている。
労働・傷病兵・社会省によれば、労働市場は回復しつつあるものの、多くの工業団地や輸出加工区が集まる重要地域における縫製や電子部品などの労働集約型産業では、依然として人手不足が続いている。例えば、バクザン省では今年初めにエレクトロニクス関連企業で規模拡大のために10万人以上の労働者が必要とされていた。大手企業では年末に向けて受注が増えているものの、労働力を確保する方法が見いだせていない。
労働者の質も依然として市場のニーズを満たせていない。全国には、高卒以下の職業訓練を受けていない労働者が3780万人いる。何らかの職業訓練を受けたり、資格を取得している労働者は28％しかおらず、2030年の目標である35～40％とはまだ大きな差がある。
出典：2024/12/27 VNEXPRESS提供
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