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ベトナムニュース【旅行】観光客受け入れ再開で、各航空会社が国際線の増便を計画

(C) VNEXPRESS

ベトナム航空は、7月までに現在の1.6倍となる週160便の国際線フライトを運航する予定だ。バンブーエアウエイズは、今年中に40路線の国際線を運航開始する。

ベトナムは、3月15日からCOVID-19感染拡大前と同様に外国人観光客へ門戸を開いた。この機会に、ベトナム航空は国際定期便ネットワーク全体の運行頻度を拡大する計画だ。3月末からベトナム航空では、週97便に増便し、さらに4月15日からはシンガポール-ダナン便を週3便、フーコック/ニャチャン-シンガポール便を週1便運行する予定だ。

7月までに、ベトナム航空は、中国便、インドネシア便を再開し、さらに、ダナンやニャチャンなどの観光地と日本、韓国などの主要都市を結ぶ国際線も運行し、週に160便を運航する計画だ。

今年1月から、ベトナム航空では、アメリカ、日本、韓国、台湾、シンガポール、タイ、カンボジア、ラオス、オーストラリアとの国際商業定期便を再開していた。これらのルートのチケットは一般に販売され、ベトナムの医療と入国に関する規定を満たす全ての乗客にサービスを提供してきた。2月15日からは、マレーシアと香港への直行便も再開された。

2022年に航空業界が復活するとの判断から、バンブーエアウエイズは、今年中に国際線の規模を40路線に拡大する計画だ。ヨーロッパとオーストラリアについて、バンブーエアウエイズは、既にホーチミン市/ハノイ-メルボルン便とハノイ-フランクフルト便を運航している。バンブーエアウエイズでは、新たに3月22日にハノイ-ロンドン便、3月29日にホーチミン市-シドニー便を週2往復運行する予定だ。

北東アジア地域では、ハノイ-東京、ハノイ-台北、ハノイ-インチョン便がそれぞれ、週2往復に増便される。バンブーエアウエイズでは、さらにホーチミン市と日本、台北、韓国とのフライトを運航する準備を進めている。

東南アジアについて、バンブーエアウエイズは、3月にタイとシンガポール路線のチケット販売を開始した。このうち、ホーチミン市-バンコク便は4月28日から週3便で、ホーチミン市-シンガポール便が4月29日から週2便で運行が開始される予定だ。さらに、バンブーエアウエイズでは、2022年夏ごろにラオスとカンボジア路線の運航を開始するよう準備を進めている。

ベトジェットは、ベトナムと韓国、台北、日本、シンガポール、タイを結ぶ国際線の運行本数を増加させる予定だ。ベトジェットは、今後、インド、ロシアなどその他の国への国際線運行開始を予定している。

国内線と国際線のネットワークを拡大させるため、ベトジェットは、国内で、大規模な客室乗務員の採用活動を進めている。

国際観光旅行者への門戸開放による旅客輸送量について、ベトナム民間航空局航空輸送部門のブイ・ミン・ダン副部長は、ベトナム民間航空局が幾つかの回復シナリオを試算したと述べた。平均的なシナリオでは、2022年にベトナムの旅客数は4200~4300万人となり、2019年の約50%に達する。この数字には、海外からの観光旅行者600万人が含まれている。

国際航空輸送協会(IATA)も2022年の航空市場の需要は2019年の61%に達すると予測している。

保健省の新たな規定によると、空路でベトナムに入国する場合、出国72時間以内のPCR検査陰性証明書か、24時間以内の簡易検査陰性証明書を提出する必要がある。

陸路、海路、鉄道で入国する場合も同様の規定が適用される。陰性証明書がない場合は、入国から24時間は、入国ゲートから宿泊場所までの移動も含めて、他の人との接触が制限される。検査で陰性結果が出れば、その後は自由に行動できる。2歳未満の子供は、検査を受ける必要はなく、保護者が同行する。

入国から10日間は、自主健康観察をおこない、もしCOVID-19への感染が疑われる症状が出た場合は、最寄りの医療機関に報告をおこなう。ベトナム滞在中はPC-Covidアプリをインストールしておく。

ベトナムは、外国人と海外在住ベトナム人に対する入出国手続きをCOVID-19以前の状態に戻している。

出典:16/03/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作