両国関係を戦略的パートナーに格上げ
2026年4月13日午前、ベトナムのレ・ミン・フン首相と、スロバキアのロベルト・フィツォ首相は、両国間の協力文書の署名式に立ち会い、共同記者発表を行った。
会談の結果、両国は関係を「戦略的パートナー」に格上げする共同声明を採択した。
協力関係を「質的転換」へ
レ・ミン・フン首相は、今回のフィツォ首相の訪問が、ベトナムの新たな指導体制発足直後という重要な時期に行われたと強調した。
また、フィツォ首相は新体制下で最初に迎えた外国首脳であり、さらにベトナムと欧州連合の関係格上げ後、初めて訪問したEU高官でもあると述べた。
両首脳は、信頼と相互理解に基づく協議を行い、多くの分野で高い一致を得た。
16件の協力文書を締結、幅広い分野で連携
今回の訪問に合わせ、両国の省庁、地方、企業は以下の分野で計16件の協力文書を締結・交換した。
- 政治・外交
- 国防
- 文化
- 原子力エネルギー
- 標準・品質管理
- 地方間協力
- 安全保障
- 医療
- 観光
- 造船 など
今後、両国外務省が行動計画を策定し、戦略的パートナー枠組みを具体化する方針である。
経済・投資・技術分野で協力を深化
両首脳は、今後の協力強化に向けて以下の重点分野で一致した。
- 政治的信頼の強化と国際的地位の相互支援
- 経済・貿易・投資の実質的拡大
- 防衛・安全保障協力の強化
- 科学技術、イノベーション、デジタル転換
- 教育、労働、人材交流、観光
また、スロバキアがベトナム人コミュニティを「第14の少数民族」として認定したことについて、ベトナム側は謝意を示した。
ベトナムはスロバキアにとって東南アジア最大の貿易相手
フィツォ首相は、両国関係は政治的な障害がなく、互恵的に良好に発展していると評価した。
そのうえで、ベトナムはスロバキアにとって東南アジア最大の貿易相手国であると強調した。
一方で、経済・貿易関係は依然として潜在力に見合っていないと指摘し、今後さらなる拡大を図る必要性で一致した。
投資・観光・直行便で連携強化へ
今回の訪問にはスロバキアの大規模な企業代表団も同行し、両国はビジネスフォーラムを通じて投資・協力を促進する。
また、スロバキア側は以下の分野での協力に意欲を示した。
- 原子力発電
- 防衛産業
- 金融
- 教育
さらに、スロバキア国民の間でベトナム観光の人気が高まっていることに触れ、ベトナムによる査証免除措置に謝意を表明するとともに、直行便の開設に期待を示した。
相互訪問を提案、関係深化を加速
フィツォ首相は、国際問題に関するベトナムの立場を支持する姿勢を示し、レ・ミン・フン首相に対し早期のスロバキア公式訪問を招請した。
両国は今後も各レベルでの往来を強化し、二国間関係の深化と、地域および国際社会の平和と発展への貢献を目指す方針である。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN



















