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南部工業団地でレンタル工場需要が急増 企業の生産拡大で稼働率90%超

ホーチミン市のタンフーチュン工業団地内のレンタル工場建屋
(C)THANH NIEN

生産拡大でレンタル工場需要が急増

企業による投資拡大の流れを背景に、ベトナム南部の工業団地におけるレンタル工場市場が活況を呈している。

特に、即時稼働が可能なレンタル工場は、スピードを重視する企業にとって最適な選択肢として存在感を高めている。

稼働率は90%超 需給逼迫が鮮明

SavillsおよびCushman & Wakefieldによると、南部地域のレンタル工場(レディビルトファクトリー)の稼働率は、2025年末から2026年初にかけて約90〜92%と高水準を維持している。

これは、特に立地条件が良好でインフラが整備された工業団地において、賃貸需要が引き続き強いことを示している。

SCCI、即稼働型モデルで存在感

SCCIは、タンタオ、タンフーチュン、タンドーなどの主要工業団地に約50棟の工場を保有している。

これらの施設は、

  • 多様な面積構成
  • 法的手続き完備
  • 現行基準に適合した設計

を備え、国内外企業の「入居後すぐ操業」というニーズに対応している。

ESG対応・再エネ導入で競争力強化

同社の工場は、防火基準を満たすだけでなく、屋根上太陽光発電を導入するなど、コスト削減と環境配慮を両立している。

さらに、CSR活動や安全な労働環境の整備にも注力し、持続可能な開発を推進している。

こうした取り組みが評価され、SCCIは国際的なESG評価機関からブロンズ評価を獲得し、特にFDI企業からの信頼向上につながっている。

工業団地の土地不足が追い風に

工業団地の用地が限られる中、柔軟性の高いレンタル工場の価値は一段と高まっている。今後も市場の成長が見込まれる中で、「すぐ使える」「柔軟に拡張できる」工場モデルが主流となる可能性が高い。

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