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日本品質をベトナムで完結|1個からの精密切削加工で挑戦|イコールベトナム【PR】

イコールベトナムの製品と木村隆幸社長

日本で約100年の実績を持つイコールがベトナムへ。素材を問わない切削加工への特化と、1個からの多品種少量生産体制が、現地調達を諦めていた企業の救世主となっている。その独自の事業モデルと情熱に迫る。

顧客ゼロから売上逆転へ
素材を超えた切削加工

 1928年に名古屋で創業した「イコール」の歴史は、常に時代のニーズに応える変遷の歴史でもある。皮革製品の加工から始まり、プラスチック、金属の切削加工へと舵を切った同社が、世界へ品質を安定供給すべく2017年に設立したのが「イコールベトナム」だ。

イコールベトナムの工場内作業風景

 社長を務める木村隆幸氏は、ベトナム進出の理由を「日本での人材確保の難しさ」に加え、「東海豪雨での被災経験を経たリスク分散」、そして「成長し続けるベトナム市場への期待」の3点だと語る。ただし、顧客ゼロからのスタートとなった。

「当初は日本本社への納入が100%。それが2023年には日越の売上比率が逆転して、現在はベトナム国内が65%を占めています」

 その原動力となったのは、他社が敬遠しがちな多品種少量生産で、「手間のかかる部品を1個からの製作」という徹底した顧客志向だ。

 製造現場で突発的に発生する「部品が壊れた」や「少しだけ改造したい」というニーズに対し、日本と同じ高精度な製品を、ローカル価格で提供してきた。この信頼が事業拡大につながっていく。

 イコールベトナムのもうひとつの特徴は、自らを「プラスチック加工業」や「金属加工業」という枠に閉じ込めず、「切削加工業」と定義している点にある。

 一般的に素材ごとに発注先を分ける加工業界において、同社は樹脂からアルミ、ステンレス、さらには難削材まで、あらゆる素材の切削加工をワンストップで引き受ける。

 そのため、調達担当者にとっては素材ごとにサプライヤーを管理する労力が省けると同時に、高精度を求めて海外製品を輸入する必要もなくなる。

CNC旋盤で加工中の製品を確認するイコールベトナムの社員

精度を支えるエンジニア
大手企業が技術で選ぶ

 このように「ありとあらゆるもの」を1個から作るには、エンジニアの高い能力が必須となる。それを担っているのが日本で長年修行を積み、日本の品質基準を熟知したベトナム人副社長のNgoc氏、そして熟練エンジニアたちだ。

「彼らが要求されるミクロン単位の精度が実現可能か、どの程度の時間で加工できるかを検討します。値付けも基本的に彼らに任せています」

 現在の顧客は約70社あり、1社の月当たり売上が20~30万円くらい。まずは強みの多品種少量受注から始めて、イコールベトナムの技術力や管理能力を体験。その後、量産品などの打診に結び付けていきたいと語る。

加工した製品を三次元測定器で測定するイコールベトナムの社員

 結果として、ベトナム最大手の乳業メーカー向けに充填工程やラベリング工程で使われるプラスチックやステンレスの部品を生産。加えて、米国の航空機部品メーカー、日系では空圧機器メーカー、通信用高機能部品メーカー、自動車部品メーカー、医薬品メーカーといった、幅広い産業の企業が顧客となっていった。

 これらの企業が同社を選ぶ理由は、単なる価格の安さではなく、数ミクロンの狂いも許されない精密部品を安定して供給できる「技術力」にある。

 元々「イコール」(EQual)という社名の由来は、「Excellent Quality」(卓越した品質)にある。この理念をベトナムの地で具現化しているのが、木村氏と16年来の付合いがあるベトナム人副社長のNgoc氏だ。

 上記のようなベテランエンジニアでもある副社長やマネジャークラスが現場の運営し、木村氏が定期的に工場を巡回するなどのタッグを組んでいる。現在のスタッフは正社員が約75人で、派遣社員やインターンシップを含めて80~90人が働く。

「しっかり働いてくれている彼らですから、教育と定着には力を入れています」

 高度な技術を習得したエンジニアにはそれに見合う給与を支払い、能力向上が収入に直結する人事評価制度を構築した。

 その結果、5年以上の長期勤続者が増え、技術の蓄積が進んでいる。卒業したスタッフが他社では管理職として活躍しているというエピソードは、同社の教育水準の高さの裏返しでもある。

ホーチミン市にあるイコールベトナムの工場

先端産業を狙う次ステージ
「不便」を「安心」に変える

 イコールベトナムは今、新たなステージへと踏み出している。航空機産業などのニーズに応えるため、大型部品の加工が可能なマシニングセンターの導入を決定した。ベトナム国内で大型テーブルサイズのマシンを持つ中小企業はまだ少なく、この投資によってさらなる受注拡大を目指している。

「大手企業ほど資本力はなくても、毎年30万USD程度の設備投資を考えています」

 さらに、現在は南部の旧ビンズン省を拠点としているが、2027年から2030年にかけては、航空機産業の集約が進む中部ダナンへのサテライト工場進出も計画中だ。

 物流インフラが整いつつあるベトナムにおいて、より顧客に近い場所で「地場密着」のサービスを提供し、半導体や航空機といった先端産業のサプライチェーンに深く入り込んでいく構えだ。

「日本から輸入すると納期もコストもかかる精密部品を、これからもベトナム国内で、同じ品質で提供していきます」

 このシンプルな、しかし実現の難しい約束を果たし続けることで、イコールベトナムは製造業の現場における「不便さ」を「安心」へと変えていく。

工場前で集合したイコールベトナムの社員
【展示会出展のお知らせ】

イコールベトナムは、「VIMF 2026(Vietnam Industrial & Manufacturing Fair)」に出展いたします。
当社の精密な加工技術を直接ご覧いただける機会です。ぜひ足をお運びください。
日時:2026年6月17日~19日
会場:旧ビンズン省のWTC Binh Duong New City
展示場所:No. 45を予定

URL:https://vimf.vn

(お問い合わせ)

EQual Vietnam Co., Ltd.(イコールベトナム)
事業内容:精密切削加工(金属・樹脂)、設備設計、射出成形、部品販売。
所在地Lot B-4B9-CN, My Phuoc 3 Industrial Park, Thoi Hoa Ward, Ho Chi Minh City
電話番号:0274 3801479 / 0912.444.014
メールアドレスbangoc@equalvn.com / office@equalvn.com
URLhttps://equalvn.com/

執筆者紹介

取材・執筆:高橋正志ACCESS編集長)
ベトナム在住 11 年。日本とベトナムで約 25 年の編集者とライターの経験を持つ。
専門はビジネス全般。

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