ホーチミン市都市鉄道管理委員会(MAUR)は、メトロ3路線について法的手続きや技術インフラ整備、用地取得などを急ピッチで進めている。計画通りに準備が進めば、2026年末までに各路線の車両基地(Depot)など優先工事に着手し、2027年4月30日に本体工事を一斉着工する方針である。
対象はメトロ3路線
今回、準備が加速しているのは次の3路線である。
- ビンズン1号線:ビンズン新都市-スイティエン
- ビンズン2号線:トゥーザウモット市-ホーチミン市
- 6号線第1期:タンソンニャット空港-フーフー
MAURのファン・コン・バン長官は8月6日の進捗会議で、各関連機関に対してスケジュールを厳格に管理し、3路線の準備作業を加速するよう指示した。
8月中に路線計画などを確定
年内着工に向け、8月には重要な手続きが相次いで予定されている。
路線および沿線施設の計画承認については、6号線を8月20日まで、ビンズン2号線を8月25日まで、ビンズン1号線を8月30日までに完了する計画である。
また、ビンズン1号線については、地質・水文調査や住民への意見聴取を8月31日までに終えるとしている。
4件のコンサルティング契約に対する前払い金の支出や、電気・機械設備システムの価格データ収集も8月中の完了を目指す。
MAURはコスト削減と工期の確実性を高めるため、国内コンサルティング会社を優先的に選定する方針も示している。さらに、複数路線で共用する運行管理センター(OCC)の整備や、橋梁用桁の技術国産化についても専門家の意見を聞きながら検討する。
用地取得から詳細設計へ
用地取得については、補償関連のプロジェクト書類を9月15日までに当局へ提出し、9月30日から10月5日までの間に承認を得るスケジュールを設定している。
その後、3路線すべてについて、事業化可能性調査(FS)と基本設計段階の設計検討(FEED)を10月中に完了させ、11月には各事業の正式な投資承認手続きに入る計画である。
年末に3カ所の車両基地で先行着工
一連のスケジュールが予定通り進めば、年末には3路線の優先工事に着手する。
具体的には、ビンチエウ、ヒエップビンフック、フーチャンの各車両基地で先行工事を開始する予定である。
そして、これを足掛かりとして、2027年4月30日には3路線の本体工事を一斉着工する構想である。
ホーチミン市では既存のメトロ1号線に続く都市鉄道網の拡大が進められており、今回の3路線は今後の市内および周辺地域の公共交通を大きく左右する重要プロジェクトとなる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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