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ベトナムニュース【交通】ビンホームとサイゴンパールのサイゴン川沿い道路を開通させる案が浮上

(C) VNEXPRESS

周辺地域の渋滞を緩和するためにビンホームとサイゴンパールという2つの不動産プロジェクトを隔てている壁を取り壊し、サイゴン川沿いの道路を開通させる。

これは、11月10日の午後にホーチミン市交通運輸局流通管理室のドー・ゴック・ハイ室長が地域社会の経済状況に関する定例記者会見において明らかにした内容だ。

現在、高さ2.5mの壁が、ビンホームとサイゴンパールの間にあり、サイゴン川沿いの道路を隔てている。この道路は、サイゴン橋のたもとからトゥティーエムまでを繋ぐ約1㎞の道路で、投資家によって建設された。

現在は、壁の中心に小さなゲートが設置され、生徒たちが通学できるように決まった時間にゲートが開かれている。ビンホームズ側は、川沿いのルートがサイゴン橋のたもとでディエンビエンフー通りとグエンフーカン通りをつないでいる。沿道には別荘やマンションが立ち並び、川沿いに大きな公園が整備され多くの市民が遊びに来ている。一方のサイゴンパール側では、この道路はサイゴン川に沿って曲がりくねりながらトゥーティエム1橋に繋がっており、途中にはグエンフーカン通りに繋がる路地もある。

そのため、もし壁を取り除けばディエンビエンフー通りのサイゴン橋の付近からトゥーティエム橋までまたはその逆を直進することが出来るようになる。

ハイ室長によるとこの壁は現在サイゴンパール側によって管理されている。交通運輸局では、ホーチミン市人民委員会の指示に基づき後日、関係者を集めて壁の取り壊しについて検討する予定だ。「交通運輸局の視点からは、安全確保のための交通整理に主眼が置かれていますが、法的整合性を見直し、管理機関の同意も得る必要があります。」とハイ室長は述べた。

一方で、ホーチミン市建築計画局の担当者は、サイゴン川沿いの道路と公園は、2つの不動産開発プロジェクトの投資家によってマンションと同時に建設されたものだと指摘する。これまでこの道路は各企業が管理とメンテナンスをおこなっており、ホーチミン市からの引き渡し要求は出ていない。道路の管理とメンテナンスには多額の費用が掛かるため、ホーチミン市への引き渡しをおこなわない方が市の予算を節約できることが理由だ。

しかしながらサイゴン川沿いの道路は、元々公道として計画されており、不動産プロジェクトの内部道路ではない。そのため、地域の交通渋滞解消のためにホーチミン市が道路を隔てる壁の取り壊しを要求した場合、投資家はそれに従わなければならない。

9月にグエンフーカン通りの陸橋の地下ケーブル切断事故により、交通運輸省は陸橋の車両通行を禁止したため、ビンホームとサイゴンパール周辺の道路で交通渋滞が頻発するようになった。そのため、ホーチミン市警察は交通渋滞解消のため、ビンホームとサイゴンパールのサイゴン川沿いの道路の壁を取り壊すことを提案していた。

出典:10/11/2022 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作