ベトナム、中国とフィリピンの活動に反発
ベトナム政府は、中国およびフィリピンが南シナ海のチューンサー諸島ホアイアン礁で実施した活動について、ベトナムの主権を侵害する行為であるとして反発した。
5月14日に開かれたベトナム外務省の定例記者会見で、外務省のファム・トゥー・ハン報道官が明らかにした。
「無許可上陸は主権侵害」
ファム・トゥー・ハン報道官は、関係国がベトナムの許可なくチューンサー諸島の地形・岩礁へ人員を送り込む行為について、「国際法に基づくベトナムの主権を侵害するもの」と指摘した。
さらに、こうした行為は南シナ海における関係国行動宣言(DOC)に反し、現在進められている南シナ海行動規範(COC)策定交渉の努力にも逆行するとの認識を示した。
南シナ海の平和維持呼びかけ
ベトナム政府は、中国およびフィリピンを含む関係国に対し、スプラトリー諸島に対するベトナムの主権を尊重するよう要求した。
また、地域情勢を複雑化させる行動を控え、国際法を順守するとともに、DOCを誠実に履行するよう求めた。
ファム・トゥー・ハン報道官は、「関係各国が南シナ海の平和と安定維持に積極的に貢献することを期待する」と強調した。



















