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猛暑で配車ドライバー悲鳴 ホーチミン市、体感温度40℃超の過酷労働

猛暑の中、こまめに水分補給するホーチミン市の配車ドライバー
(C)THANH NIEN

猛暑で屋外労働者に深刻な負担

ベトナム南部で猛暑が続き、気温は日中に40℃近くまで上昇。朝7時から午後4時まで強い日差しが続き、屋外で働く人々にとっては「外に出るのが怖い」と感じるほどの厳しい環境となっている。

「朝は顔、昼は背中が焼ける」

Grabのバイク配車ドライバー、グエン・バン・ウット氏は、「朝7時から午後4時までずっと暑く、顔が焼けるようだ」と語る。

猛暑対策として、足元に2リットルの水を常備し、無料給水所で補充。さらに車両には小型ファンやスマートフォン用の日除けを装備している。

「昼は顔に水をかけないと耐えられない。スマートフォンも熱くなりすぎて壊れそうだ」と厳しい状況を明かした。

機器も過熱、作業環境さらに悪化

多くのドライバーは、

  • 日除け用の帽子や傘
  • スマートフォン冷却装置

などを購入して対応している。

しかし、業務に不可欠なスマートフォンは常時稼働・充電状態にあり、発熱が深刻化。作業環境の悪化につながっている。

高齢ドライバーは失神リスクも

猛暑の中での運転は、特に高齢ドライバーにとって危険性が高い。

「昼間は失神や極度の疲労のリスクがある」と現場では警戒が強まっている。

若年層でも影響は大きく、大学生ドライバーの一人は「昼は走れず、夕方から夜にかけてしか働けない」と話す。

中には熱中症で数日間動けなくなるケースも報告されている。

体感温度は40℃超、「火の盆地」状態

ホーチミン市や南部各地では、実際の気温が38℃前後でも、体感温度は40℃を超える状態となっている。

不動産業者の男性は「橋の上を走行中に倒れそうになった。止まったら意識を失いそうで、そのまま帰宅した」と語るなど、外出自体が危険な状況となっている。

路面の放熱で体感さらに悪化

警備員や清掃員、路上販売員なども強い熱の影響を受けている。

路面からの放射熱により、日陰でも蒸し暑く、体感温度はさらに上昇する。

一方で、暑さにより飲料販売が増えるなど、一部では需要増も見られる。

猛暑は今後も継続へ

気象当局によると、北部・中部ではすでに37~38℃の猛暑が発生。南部では今週以降さらに強まり、

  • ホーチミン市:最大37℃
  • ドンナイ省・タイニン省:最大38℃
  • メコンデルタ:36~37℃

と、乾季としては最高水準の高温が予想されている。

猛暑は今後も数日以上続き、週半ばにかけてさらに強まる見込みである。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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