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ベトナム高校卒業試験不正事件が拡大 数学満点問題で進学校校長を起訴、立件は26人に

トゥエンクアン特別進学高校の授業風景
(C)THANH NIEN

ベトナム北部トゥエンクアン省で発覚した2026年高校卒業試験(THPT)の不正事件で、同省公安当局は7月15日、数学試験の不正に関与したとして進学校「トゥエンクアン特別進学高校」の校長を含む7人を新たに起訴した。事件全体で立件された関係者は26人に拡大している。

校長を含む7人を新たに起訴

トゥエンクアン省公安局は、公務執行中の職権乱用の疑いで、トゥエンクアン特別進学高校のグエン・ティ・ハン校長と関係者6人を起訴した。

起訴された7人には、法令に基づく強制措置が適用されており、捜査当局は引き続き事件の全容解明を進めている。

前日の14日には、同じ容疑で試験関係者19人が起訴されており、今回の追加起訴によって立件者は計26人となった。

数学試験で異例の高得点が判明

問題の発端となったのは、同校試験会場で実施された2026年高校卒業試験の数学科目である。

トゥエンクアン省教育訓練局によると、この試験会場では受験者328人のうち146人が満点の10点を獲得した。数学の平均点も9.58点に達し、全国で最も高い水準となったことから、不自然な成績として注目を集めていた。

試験監督らが受験生を支援か

捜査当局によると、不正には複数の試験関係者が関与した疑いがある。

試験会場責任者を務めたグエン・バン・フエン高校の副校長は、一部の試験監督に対し受験生へ便宜を図るよう指示したとされる。

さらに、トゥエンクアン特別進学高校の数学教師で試験委員会の書記を務めていた人物が試験会場に入り、一部受験生へ直接解答を指導した疑いも浮上している。

政府も重大事件として対応

トゥエンクアン省人民委員会のファン・フイ・ゴック主席は15日、レ・ミン・フン首相への報告の中で、今回の異常な数学試験結果に関し、法令違反が確認された関係者は26人に上ることを明らかにした。

当局は、公正性が求められる国家試験で組織的な不正が行われた可能性も視野に入れ、引き続き関係者の責任や事件の全容について捜査を進める方針である。

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