2年間の輸入停止措置の後、中国政府は、ベトナム企業5社に対して中国への唐辛子輸出再開に同意した。
植物保護局は、中国のベトナム商務部から中国の税関総局がベトナムの唐辛子輸出を許可したという報告を受けた。
中国は、まずベトナム企業5社に対して唐辛子の輸出を許可した。この5社の輸出貨物は、中国の法令に基づき特に植物検疫処理に関する要求事項を満たしていなければならない。
さらに、植物保護局は、中国への唐辛子の輸出を促進するために中国側と交渉を続けるとしている。
2020年に残留農薬の問題によって、ベトナム産唐辛子の主要な輸出先であった中国とマレーシアが輸入を停止した。2021年5月にこの2つの国は、栽培地域コードと使用する農薬に条件を付けたうえで唐辛子の輸入を再開させることに同意した。
2021年10月までに中国の税関総局は、植物保護局の提案した改善対策を承認し、ベトナム企業の出荷準備をオンラインで検査した。
中国側が梱包施設の承認に関するガイドラインを作成する間に、植物保護局では、地方自治体と協力して中国市場へ唐辛子の輸出を希望する企業への指導をおこなった。その後、植物保護局は、中国の税関総局に対して輸出希望企業リストを提出し、確認と承認を求めた。
植物保護局によると、中国へ輸出するための唐辛子の検疫証明書の取得するためには、以下の3点に留意する必要があるとしている。
1.栽培された地域によって商品にコードが付与し、中国政府の承認を受けた施設で梱包すること。
2.専門資格を有する検査サービス企業による消毒証明書に基づいた植物検疫処理プロセスの情報を確認すること
3.中国の税関総局との合意内容に基づき、植物検疫証明書に追加情報を記載すること
出典:09/03/2022 VNEXPRESS
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