ベトナムのトー・ラム国家主席兼書記長夫妻は5月27日、タイ・ウドンタニ国際空港に到着し、タイ公式訪問を開始した。訪問期間は5月27日から29日までで、タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相夫妻の招待によるものである。
同行したのはベトナム政府高官代表団で、今回の訪問はベトナムとタイの包括的な戦略的パートナーシップ強化を象徴する重要外交と位置付けられている。
タイ側・ベトナム側関係者が出迎え
空港では、タイ側から農業協同組合省のワチャラポン・カオカム副大臣やウドンタニ県指導部関係者らが出迎えた。
ベトナム側からは、タイ駐在ベトナム大使のファム・ビエット・フン夫妻、コンケン駐在ベトナム総領事のディン・ホアン・リン夫妻のほか、大使館・総領事館職員、在タイ・ベトナム人コミュニティ代表らが歓迎した。
ホーチミン主席記念施設を訪問
到着後、トー・ラム書記長兼国家主席夫妻と代表団は、ウドンタニ省にあるホーチミン主席記念施設を訪問し、献香を行った。
その後、タイ在住ベトナム人コミュニティとの交流も実施した。
ベトナム・タイ関係は包括的な戦略的パートナーへ
ベトナムとタイはASEAN域内における近隣国として、平和・安定・経済協力など多くの共通利益を有している。
両国は1976年の国交樹立以来、約50年にわたり関係を発展させてきた。近年は関係強化が加速しており、「戦略的パートナーシップ」から「強化された戦略的パートナーシップ」、さらに現在は「包括的な戦略的パートナーシップ」へと格上げされている。
ベトナム側は、今回の訪問について「タイおよび東南アジア地域を重視する姿勢を示すもの」と説明している。
ASEAN連携強化へ協議
今回の訪問では、新たな協力枠組みを具体化するため、両国首脳間で今後の協力方針について幅広い協議が行われる見通しである。
経済、安全保障、地域協力など多方面で連携を深め、ASEAN域内における両国関係のさらなる発展につなげる狙いがある。



















